FP1級実技試験の勉強方法(日本FP協会)
見事FP1級学科試験に合格しても、実技試験を突破しなくてはFP1級技能士と名乗ることはできません。「学科試験がやっと終わったのに実技試験もあるのか…」と意気消沈しそうですが実技試験の合格率は高いので、それなりに勉強していれば突破することができます!
また、学科試験はきんざいのみの実施ですが、実技試験はきんざい・日本FP協会の二つから選ぶことが可能です。それぞれの特徴と合格率は以下の通り。
| 試験内容 | 実施時期 | 合格率 | 合格点 | 費用 | |
| きんざい | 面接試験 2回 | 6・9・2月 | 約8割 | 120点 /200点 | 28000円 |
| 日本FP 協会 | 筆記試験120分 | 9月 | 約9割 | 60点 /100点 | 20000円 |
FP1級学科試験に受かれば一部合格となり、効力は「合格した試験日の属する年度の翌々年度末まで」です。ただし学科試験の知識は日が経つにつれて薄れていくため、半年以内に実技試験を受けたほうが良いでしょう。筆者の場合は半年でだいぶ忘れてしまったので、以下のスケジュールをおすすめします。
- 学科試験5月合格→実技試験9月(きんざい・日本FP協会)
- 学科試験9月合格→実技試験2月(きんざい)
- 学科試験1月合格→実技試験6月(きんざい)
上記から分かるとおり、日本FP協会の実技試験を受けたい方は、5月の学科試験で合格を目指すと良いでしょう。また、中には確実に合格を掴み取るため、9月の実技試験できんざい・日本FP協会両方に申し込む受験生もいるようです。
筆者は5月に学科試験を合格し、9月に日本FP協会の実技試験を受験し見事に合格しました!その経験を踏まえ、ここでは日本FP協会の実技試験に一発合格する方法を紹介します。
スケジュールを決める
日本FP協会の実技試験の合格率は9割とかなり高いものの、高難易度の学科試験を切り抜けた方のうち、1割は落ちていることになります。あまりにも楽観視していると足元をすくわれてしまうので、基本的な学習はしっかり行いましょう。
まずは、学科試験のときと同様、スケジュールを決めるのがポイントです。例えば筆者の学習スケジュールは以下の通り。
- 5月下旬→FP1級学科試験
- 6月下旬→FP1級学科試験合格発表
- 7月中旬→対策本を1周解く
- 7月下旬→本格的に学習開始
- 9月上旬→論述問題対策
- 9月2周目→実技試験
1ヵ月半ほどあればしっかり対策できますし、筆者の場合は約85点と高得点だったので、余裕を持って合格できるでしょう。
テキストを準備する
きんざいの面接対策本は複数出版されていますが、日本FP協会の対策本は下記の1冊のみです。

売り切れることはないと思いますがこの1種類しかないため、FP1級学科試験に合格したら早めに購入しておくと良いでしょう。
テキストを5周解く
日本FP協会の実技試験の対策はとても単純で、ひたすらテキストを解くことです。学科試験ほど計算の難易度は高くなく、基礎年金の金額など基本的な数値は掲載されているので暗記もほとんど必要ありません。
しかし、出題方法や問われる知識は学科試験と異なるため、テキストを解いて慣らしておきましょう。間違えた箇所は学科試験の学習と同様に印を付け、重点的に復習することがポイントです。テキストすべてを5周するのが間に合わなくても、間違えた箇所だけは必ず繰り返し解くようにしましょう。
論述問題を押さえる
日本FP協会の実技試験の配点は公に発表されていないものの、論述問題は100点のうち20点を占めると言われています。つまり論述問題でつまづいてしまうと痛手となるので、しっかり対策しておくことが大切です。
出題されるテーマで点の取りやすさは変わるため運も大きいですが、暗記をしておけばある程度備えることができます。購入したテキストや過去問、インターネット上にある予想問題からテーマを集め、出題可能性の高い回答内容を暗記しておきましょう。下記のように表にまとめると頭に入りやすく、効率的に覚えることができます。

暗記するタイミングがあまりにも早いと忘れてしまうので、試験直前の1週間をかけて覚えると良いでしょう。
問題を通しで解く
本番の時間の使い方に慣れるため、何度か時間を測って解いてみると効果的です。
20問を120分で解く必要があるので1問あたり6分ほど使えますが、かなり時間がかかる問題も出題されます。そのため、意外とスラスラ解かなくては時間が足りず、焦ってしまうことも考えられるでしょう。時間の使い方を前もって把握しておけば本番で焦らず、安心して実力を発揮することができます。
ここまで学習すれば、合格点には余裕を持って届いているはず。紹介した学習方法を参考に合格を掴み取り、「FP1級技能士」と名乗れるよう頑張ってくださいね!






